機能安全は、さまざまな製品やシステムに対して、電気・電子・プログラマブル電子(以下E/E/PE)制御による安全機能を実装することで、リスクを許容可能なレベルにまで低減させる考え方です。
技術の進歩に伴い、E/E/PEシステムが高度化・複雑化し、安全機能の履行にも活用されるようになったため、これらの安全性を評価する尺度としての機能安全がますます重要になっています。
当機構では、機能安全への対応を実施するお客さまに向けて、各機能安全規格の適用範囲や特徴に関する解説から導入・実現・検証(V&V)に至るまでの各段階における技術支援を行っています。
当機構は、お客さまの次のようなお悩みを解決します。
IEC 61508やISO 13849-1のほか、各分野の機能安全規格に関するセミナーを実施しております。
お客さまの機能安全対応について、現状と規格要求事項の差を分析し、分析結果に基づいた技術的側面や組織的側面(マネジメント体制)に関するアドバイスをご提供いたします。
機能安全規格で要求されている組織のマネジメントや製品設計・開発にかかわる管理体制など、マネジメント構築に関する支援を実施いたします。
機能安全規格の要求事項に基づいて、システム(またはハードウェア、ソフトウェア)の設計を支援いたします。
評価や認証を受ける前に実施するサービスです。本番の評価とほぼ同じ内容で実施するため、予行練習としてご利用いただけます。
セーフティケースの構築に向け、トレーサビリティの確保や一連の活動の説明性の確保をサポートいたします。
なお、セーフティケースとは、仕様書や試験結果などの作業成果物、およびそれらを作成するためのプロセスを含めた製品の安全性を証明するための文書等を指します。
海外展開を目指すお客さまの欧州対応をサポートいたします。
TÜV NORDとの連携については、こちら をご覧ください。
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