建設材料等の試験

  • 鉄筋引張試験状況
  • コンクリート圧縮試験状況

都市の過密化や高層化が一段と進んできた近年、地震等の災害から建築物の安全性を確保することが、ますます重要視されています。

当機構は、1979年(昭和54年)より中立公正な第三者試験機関として、圧接溶接継手および鋼材の強度試験、コンクリートの強度試験および骨材等の試験を行っています。

また、当機構では、ISO/IEC 17025等の国際規格によるマネジメントシステムを構築し、JNLAの試験所認定(登録試験事業者等)を取得し技術的に適正な試験結果を提供する能力を有する試験機関として幅広くお役に立っています。

建設材料試験

圧接・溶接継手および鋼材試験 引張試験、曲げ試験、溶接部のマクロ試験、形状寸法試験
セメントミルク・モルタル・コンクリート試験 圧縮試験、割裂引張強度試験、乾燥収縮試験、曲げ試験、静弾性係数試験、曲げじん性試験
骨材試験(溶融スラグも含む) アルカリシリカ反応性試験(化学法、モルタルバー法、迅速法)、ふるい分け、単位容積質量及び実積率、軟石量、粘土塊、安定性、粒形判定実積率、密度及び吸水率試験、すりへり、微粒分量試験(洗い)、密度1.95g/cm3の液体に浮く粒子、有機不純物、塩化物量、ポップアウト確認試験、膨張率試験
練混ぜに用いる水の試験 懸濁物質の量、塩化物イオン量、モルタルの圧縮強さの比、空気量の増分、溶解性蒸発残留物の量、セメントの凝結時間の差、水素イオン濃度(pH)
土質試験 土粒子の密度試験、修正CBR試験、pH試験、液性・塑性限界試験、コーン指数試験、土の含水比試験、設計CBR試験、土の粒度試験、一軸圧縮試験、地盤材料の工学的分類
セメントの試験 密度、凝結、化学分析(強熱減量、不溶残物、酸化カルシウムなど)、比表面積、圧縮強さ
セメント混和剤の試験 15µmふるい残分試験、フロー値比試験、活性度指数試験、湿分試験、密度試験、強熱減量、比表面積、三酸化硫黄、塩化物イオン
コンクリート補修材の試験 建研式接着力試験、表面被覆材の押抜き試験

コンクリート構造物の診断業務に係る試験・調査

コンクリートコア試験 圧縮試験、塩分含有量試験、アルカリシリカ反応性試験(化学法)、膨張率試験(JCI-DD2、アルカリ溶液浸漬法、カナダ法)、中性化試験、配合推定試験、静弾性係数試験、膨張コンクリートの拘束膨張及び収縮試験(A法)