情報誌 ISO NETWORK Vol.20

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JQA認証制度セミナー開催のご案内
―基調講演は上智大学の上妻義直教授による「経済問題としてのカーボンマネジメント」

JQAでは4月21日(水)東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)にて、マネジメントシステム、総合製品安全、計量計測、機械の各部門とJISおよび地球環境の両事業部のお客さまに向けて『JQA認証制度セミナー』を開催します。

上智大学

挨拶

今日、組織活動や製品・サービスの信頼性を確保することは、組織の持続的発展に必要不可欠なものとなっております。JQAは、中立・公平な第三者機関としてさまざまな認証・試験サービスを提供しておりますが、今後とも、皆さまの事業活動に貢献できるよう不断の努力を続けて行きたいと考えております。

そうした活動の一環として、今般、お客さまへの感謝の気持ちもこめて、「JQA認証制度セミナー」を開催することといたしました。本セミナーにおいては、JQAの事業分野から9つの今日的テーマについてそれぞれの専門家からご講義いただき、あわせて、総合的認証機関としてのJQAの総合力をご紹介させていただきたいと存じます。

一般財団法人日本品質保証機構 理事長 森本 修

講演プログラム

日 時   2010年4月21日(水) 10:00~17:00
会 場   東京国際フォーラム(千代田区) B棟7FホールB7

10:00 挨拶 一般財団法人日本品質保証機構 理事長 森本 修
10:00

基調講演
「経済問題としてのカーボンマネジメント」
~国際標準化動向と企業への影響~
上智大学経済学部教授 上妻 義直氏

上智大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得後、1994年から上

智大学経済学部教授。
環境省:環境報告書ガイドライン改訂検討会委員、環境報告書審査基準委員会座長、環境会計ガイドライン改訂検討会委員、環境報告の促進方策に関する検討会委員、環境報告書の自己評価の手引き作成に関する検討委員会座長、経済産業省:環境コミュニケーション検討会座長、「環境コミュニケーションの手引き」編集委員会座長、エコプロダクツと経営戦略研究会座長、国土交通省:CSRの見地から見たグリーン物流研究会座長、日本公認会計士協会:経営研究調査会CSR情報専門部会オブザーバーなどを歴任。2008年からEMS低炭素社会実現フォーラム座長を務める。

  ホール1 ホール2
12:00

1 品質

「IMS(統合)の活用」
~複数MSの一体化運用と経営への活用~

富士フイルム株式会社
CSR推進部
環境・品質マネジメント部
技術担当部長
本田 孝篤氏

5 環境

「環境マネジメントシステム段階的適用の指針(ISO 14005)」
~環境グローバル規格 ISO 14001への道~

グリーンフューチャーズ代表
ISO/TC 207/SC1国内委員会委員長
吉田 敬史氏

13:20

2 環境

「国内排出量取引制度の導入」
~求められるCO2排出のモニタリングと国際規格~

株式会社三菱総合研究所主任研究員
環境・エネルギー研究本部
地球温暖化戦略研究グループ
橋本 賢氏

6 品質

「データは信用できるか」
~試験検査の品質保証への取組みと成果

一般財団法人日本品質保証機構
特別参与
三井 清人

14:40

3 安全

「新・電気用品安全法の行方」
~製品認証からのアプローチ~

東京大学大学院
新領域創成科学研究科教授
大崎 博之氏

7 情報

「BCMS(事業継続マネジメントシステム)国際標準化の潮流」
~企業のレジリエンシー強化~

株式会社インターリスク総研
研究開発部リーダー
BCI日本支部代表
篠原 雅道氏

16:00

4 情報

「クラウド環境下におけるデータセンターの役割」

東京大学大学院
情報理工学系研究科教授
NPO法人日本データセンター協会理事
江崎 浩氏

8 安全

「新JIS認証~福祉と安心・安全」
~品質水準の訴求~

パラマウントベッド株式会社
執行役員品質保証部長
高野 悠敬氏

セミナーの詳細・お申し込みはJQAホームページをご覧ください。

※セミナー開催のご案内は3月初旬より行っております。すでに満席の場合がありますので、予めご了承ください。

JQAホームページ(https://www.jqa.jp)

事業継続マネジメントシステムBS 25999の認定を受けました

JQAは2010年2月22日にJIPDEC(財団法人日本情報処理開発協会)から事業継続マネジメントシステムBS 25999:2007審査登録機関として認定されました。

BS 25999は昨年度開催したセミナーでも、IT業界だけでなく幅広い業界のお客さまが参加されるなど今注目の規格です。JIPDECホームページでは、3月現在で6件の登録が公表されており、JQAでは、2010年4月からJIPDECのBCMS実証運用が本格施行されるのに先駆け、非公開の組織を含めて2件の認証を行っています。

JIPDECのBCMS適合性評価制度に関するページ
JIPDECのBCMS適合性評価制度に関
するページ

ISO 9001:2008移行に関するQ&A集差し上げます

このQ&A集は、JQAでISO 9001の認証を取得されている組織からJQAに寄せられた移行に関するご質問を再編集したものです。

移行期間は残り半年あまりになりましたが、これから準備し移行審査を受審する組織の皆さまのご参考になるものと思います。

Q&A集のお申し込みは、JQAマネジメントシステム審査登録ページ(https://www.jqa.jp/service_list/management/)にアクセスいただき、必要事項にご入力のうえダウンロードしてください。

※現在JQA以外の認証機関でISO 9001を登録されている組織の皆さまは、移行審査スケジュールや規格の解釈等についてそれぞれの認証機関にお確かめになることをお勧めします。

JQAマネジメントシステム審査登録ページ

JQAマネジメントシステム審査登録ページ

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ペットフード版ISO 9001-HACCP審査サービスを開発

JQAではペットフード(犬・猫用)の製造事業者向けISO 9001-HACCPの審査サービスを開発し、2009年12月にエヌピーエフジャパン株式会社に適合証明書を発行しました。

開発の背景としては、2007年ペットフードにメラミンが混入し、ペットの病気や死亡が発生した事件や、2009年6月1日からの「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」の施行などが挙げられます。

現在、ペットフードの安心・安全性への意識の高まり、従来の業界基準に加えて第三者の客観的な安全性の裏づけが求められています。

ペットフードは一般的に高温で処理されているため、生物学的ハザード(微生物)は少なく、化学的ハザード(残留農薬、添加剤に含まれる微量薬品等)の管理が重要になっています。

JQAではこのようなペットフードの特性に配慮した審査を行っています。

IQNet ACB会議2010活動報告

2010年1月14~15日にACB会議がJQA ISO関西支部にて開催されました。ACB会議は、IQNet所属のアジア3ヵ国5機関(中国:CQC、CQM、香港:HKQAA、韓国:KFQ、日本:JQA)で構成されており、ISO 9001、ISO 14001等の規格・基準や認証制度に関する情報交換・技術交流を目的に、定期会合を年2回のペースで開催しています。特に経済成長著しいアジア地域においては、各国を代表する認証機関との提携強化は必要不可欠となっています。

今回は各認証機関の最新認証件数、認定状況、各国のMS市場の状況についての報告から始まり、ACBメンバー間での審査員の共有、新規開発した製品情報の交換、また新たな評価スキームの共同開発について議論がなされました。

次回は2010年8月、中国で開催の予定です。

ACB会議の参加者
(2010年1月14~15日・JQA ISO
関西支部)

児童画コンテスト作品がコペンハーゲン市庁舎に展示されました

JQAが主催している「地球環境世界児童画コンテスト」の優秀作品がデンマーク・コペンハーゲン市とユニセフの共催で開催された子ども気候フォーラムの会場(コペンハーゲン市庁舎)に展示されました。

このフォーラムは、国連気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)直前(11月28日~12月4日)に行われ、世界中から集まった若者たちが地球の未来について討議し、世界にメッセージを発信するために開催されたものです。

子ども気候フォーラム会場の模様

認証取得関連グッズ売上ランキング

JQAでは、認証取得を内外にアピールしたいお客さまのために、認証取得関連グッズを多数ご用意しております。2009年度の売上ランキングを発表します。

1位  プレゼンテーション用登録証
2位  登録証レプリカ(S)
3位  JQAマークシール(小)
4位  ステッカー(中)
5位  車両用ステッカー(大)

1位から5位の認証取得関連グッズ1位から5位の認証取得関連グッズ

グッズの購入は認証登録関連商品注文書(PDF)をご提出いただくか、オンラインでもお申し込みいただけます。

ご請求書様式変更のご案内

JQAでは2010年4月より、ご請求書の様式をA4用紙から圧着はがきに変更させていただきます。
ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。