現代社会において、情報システムはビジネスを支える重要なインフラとなりました。増加するサーバー設置スペースの確保、安定運用のためのさまざまな設備の導入、セキュリティ監視システムの導入など、企業の情報システムについて費用面・運用面での課題が山積みとなっています。
これら課題の解決手段として、企業の情報システムをデータセンターで運用するケースが増加しています。
データセンターの選定は、お客さまの利用目的はもちろんのこと、ビジネス環境や背景、業界や企業の規模によっても異なります。
データセンターの選定理由には、次のようなものが多いようです。
しかし、情報システムに最も求められる条件は、「安定して稼働すること」ではないでしょうか。
この条件を満たすためには、データセンターは安全・安心な建物、施設、設備であることが需要です。つまり、情報システムを取り囲む環境の冗長性※1や可用性※2に優れていることが、非常に重要な選定ポイントになります。
当機構では、第三者の立場でデータセンターの建物、施設、設備について、安全対策基準※3に基づく「安全対策適合証明」を実施しています。
安全対策基準は、大きく8つの対策に分類することができます。
安全対策の分類 | 安全対策の主な例 |
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さらに、データセンターの選定ポイントとして、情報セキュリティに関するマネジメントシステム規格(ISO/IEC 27001やISO/IEC 20000)の認証も、指標の一つとして活用をおすすめします。