車載機器EMC試験に精通する当機構のエキスパートによる規制・規格の解説や、当機構のサービスを紹介するお役立ち資料を公開しています。(無料)
車載機器の設計・開発・評価のエンジニアの方や品質保証のご担当者をはじめ、新たに車載機器EMC試験の分野にかかわる初学者の方の参考資料としても、ぜひご活用ください。
近年の自動車業界では電気自動車(EV)化やIoT化が急激に進んでいます。当機構では、これらで要求される試験に対応するため、東京、名古屋、大阪の3拠点に車載機器専用EMCラボを開設しました。使い勝手の良い試験所を目指して設計され、最新鋭の設備導入にとどまらず、各試験室で利用者同士が接触しない動線設計を採用するなど、セキュリティ面も含め、使用する方に最大限配慮した仕様になっています。こだわりの設備について動画でご紹介しています。
安全電磁センター
中部試験センター
彩都EMC試験所
自動車がさらされる実際の電磁環境に近い状態を再現できると言われている「リバブレーションチャンバー(Reverberation Chamber:RVC)」は、近年、開発が進んでいる自動運転やコネクテッド技術の普及により起こりうる、電波ノイズが市場で氾濫する走行環境をより正確に模擬する試験方法としても注目されています。
当機構では、今後の需要拡大を見据え、安全電磁センターと中部試験センターにリバブレーションチャンバーを導入しています。
チャンバー内部で電磁波を放射した状態から、攪拌機(スターラ)を回転させることで、広い試験領域において、均一性の高い電界を発生させることができます。
安全電磁センターの試験システムの概要について、動画でご紹介しています。