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自動車には、運転を制御するためのさまざまな電子機器が搭載されています。最近では、自動ブレーキをはじめとする運転支援装置や自動運転機能などの搭載が主流になりつつあり、自動化とともに電動化が今後さらに進んでいくことが予想されます。これらを実現するためには、軽量化・高速化が可能なネットワークや制御システム構造、いわゆるE/E(電気/電子)アーキテクチャの刷新が必要となります。 近年、次世代の自動車に搭載されるネットワークとして情報処理能力が高く、幅広い通信帯域に対応できるイーサネット(Ethernet)の採用が増加しています。 イーサネットとは家庭やオフィス等で使用されている有線LANの通信規格のことで、中でも「車載イーサネット」は、バックボーンネットワークやADAS、インフォテインメントなどの役割を果たすため、次世代の車用ネットワーク技術として注目されています。
自動車法規UN ECE R10に基づくイミュニティ機能として、車両データバスの機能を確認する「802.3bw 100BASE-T1」方式の車載イーサネット性能評価を実施しています。最新の測定システムを使用し、車載イミュニティ試験環境下でも影響なく、物理層の通信品質を容易に判定することが可能です。
イミュニティ試験時にループバックモードで、SQI※1、BER※2を測定し、信号エラー発生時には瞬時に視覚的に確認できる仕様となっています。
通常動作状態
エラー表示状態
※通信エラー発生時に、視覚的にアラート表示され、グラフ表示も可能です。
※光BOXは電気的絶縁状態で使用可能で、ALSE以外のイミュニティ試験でも使用可能です。