マネジメントシステム統合プログラム

マネジメントシステムの統合によるメリット

複数のマネジメントシステムを運用している組織がマネジメントシステムを統合することは、事業運営上のさまざまな課題を一元化した仕組みで対応できることにつながり、従業員が分かりやすく、経営層が使いやすいシステムとなります。
これにより「事業目標やビジョンの実現に直結するマネジメントシステム」となり、さらには「これからの事業環境の変化に即応できる“足腰の強い”マネジメントシステム」となります。
また、統合を進めることは、さまざまな重複を解消することでもあり、コスト削減にもつながります。

統合による2つのメリット

パフォーマンスの向上:シンプル(わかりやすく使いやすく)/スリム(ムダの排除)/シナジー(部分最適から全体最適へ) トータルコストの削減:内部コストの軽減(統合により維持・管理作業にかかる内部コストを軽減)/受審回数の低減(受審回数の減少により受審準備や審査対応の負担を軽減)/審査工数の削減(審査効率の向上により審査工数を削減(審査費用を軽減))

JQAの実績

年間2,000件以上の審査実績をもとに開発されたプログラム

当機構は年間およそ2,000件に及ぶ「複合審査」※1と、約100件の「IMS審査」※2の実績をもとに、統合マネジメントシステムの仕組みの進化・成熟とパフォーマンスレベルの向上の有効性を確認してきました。マネジメントシステム統合プログラムは、これらの実績に裏づけられた経験や知見を活かして開発したものです。

複合審査およびIMS審査の年間実施件数

1998年/7件 1999年/183件 2000年/326件 2001年/486件 2002年/575件 2003年/757件 2004年/973件 2005年/1182件 2006年/1359件 2007年/1488件 2008年/1613件 2009年/1709件 2010年/1805件 2011年/1952件 2012年/2057件 2013年/2068件

  • ※1 既に取得したマネジメントシステム規格の定期審査や更新審査、新たに取得をめざすマネジメントシステム規格の登録審査を、組み合わせて複合的に行う審査。
  • ※2 複数のマネジメントシステム規格を1つに統合し、組織の中で有効に運用しているかを審査。JQA独自のサービスとして開発し、2005年度より審査を開始。